新世界の神記憶術ブログ

Sを主人公として大学の受験戦争で英雄とならん!!

真面目君

Sの考えではこうだ。

まず思考覚えれれば、イコール記憶したいことも覚えれると考えた。

 

その上で外にある何か、モノが、頭の中にある記憶術で変換したモノのイメージと同じであれば、覚える必要性がなくなるのではないか、と考えていた。

 

こんなことが可能なのだろうか?

Sは考えても答えが出ない問いだと思った。

そのため実験してみることにした。

 

まず、「考える」、そしてその情報を外にある何かに保存する。

ようは考えたことと外にあるモノとの関連付けをした。

 

そして加えて、外に飛び出たイメージをさらに外の何かモノに関連付けた。

 

Sが実際やったのは、「ある塾講師を刺したい」という思考を、「目の前にいるある塾講師に対してイメージを使ってナイフで刺したイメージ」をした。

次にその情景を端的に表すような外にあるモノに投影する。

Sが実際やったのは、ナイフの鋭さを表すような机の角にさっきのイメージを投影した。

 

これで上手くいくと思ったが、そうは問屋が卸さない状態だった。

一番重要な問題は、イメージがぐっちゃぐちゃになり、どこをみればお目当ての情報に行き着くのかがわからなくなることだった。

そして二番目の問題は、イメージと覚えた内容のリンクがすぐにはがれ、お目当ての内容を思い出せないという問題だった。